【JJパジェッレ】 セリエA第26節 ユベントス対ラツィオ
著者:J-JOURNAL 編集部 ヤチマターノ・リョウスケ
先制されるも3ゴールを奪って逆転! ホームで勝ち点「3」を獲得!
ユベントスは現地時間6日、セリエA第26節でラツィオと対戦し、ホームのアリアンツ・スタジアムで3-1と勝利を収めた。
優勝争いに踏み止まるために是が非でも「3」ポイントが欲しいビアンコネーリは、アンドレア・ピルロ監督が用意した“秘策”を披露。
システムをこれまでの4-4-2から4-2-3-1へと変更し、SBダニーロを中盤で起用するなど、思い切った戦術を採用した。
試合はユベントスの選手たちが新たなシステムへの適応に手間取っていると、ラツィオに一瞬の隙を突かれてしまう。
14分、FWホアキン・コレアがFWデヤン・クルゼフスキのバックパスをインターセプトし、ゴール前に一気に駆け上がる。
DFメリフ・デミラルがこれに対応するも、あっさりとかわされ、いきなり先制点を献上してしまった。
しかし39分、FWアルバロ・モラタのスルーパスに抜け出したMFアドリアン・ラビオが豪快に左足を振り抜き、同点弾を奪取。試合を振り出しに戻すことに成功する。
すると徐々に試合のペースを掴んだビアンコネーリが、後半の立ち上がりから攻勢を強め、一気に畳み掛ける。
まずは57分、ショートカウンターからFWフェデリコ・キエーザがスルーパスを通すと、これをモラタが冷静に沈めて2-1。逆転に成功する。
さらに60分、MFアーロン・ラムジーがペナルティエリア内で倒されPKを獲得。
これをふたたびモラタが決めて3-1。リードを2点に広げることに成功した。
その後はラツィオが反撃を試みるも、ユベントスが集中を切らさず相手の攻撃をシャットアウト。
冷静に相手の攻撃をいなし、最後までゴールを割らせないまま、試合終了のときを迎えた。
【試合結果】
ユベントス 3-1 ラツィオ
【得点者】
14’ コレア
39’ ラビオ
57’ モラタ
60’ モラタ(PK)
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点【6】、基本的には15分以上のプレーで採点
Tuttosportユベントス 【7】
序盤は新システムの4-2-3-1が機能せず…。ラツィオに先制点を献上した上に、30分近くまでシュート「0」本とかなり苦しめられた。しかし、39分のラビオの同点ゴールで反撃の狼煙を上げると、後半の早い時間帯でさらに2ゴールを奪い、逆転に成功している。逆境を跳ね除け、イタリア王者としてのプライドを見せつけた。
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