ピルロ、かつての同僚に「彼らはユベントスでプレーすることの意味を理解している」
2020/10/14
Corriere dello Sport
――かつてのチームメートについて
「良い感じだね。みんな私の役に立ってくれているよ。彼らからすると、最初は私のことを指導者としては見づらかったかもしれないけどね」
「それでもすぐに彼らは、私が異なる立場にあると理解してくれたんだ。これに関しては彼らのほうが自然に態度を変えてくれたね」
「彼らは、ユベントスでプレーすることやタイトルを獲ることがどういう意味かを分かっている」
「それに、一緒にプレーしていた時にどのように仕事に取り組んでいたのかを知っているから、どんなスピリットをこのチームにもたらしたいのかよく分かってくれているんだ」
「だから、これからも彼らは私のことをたくさん助けてくれるはずだよ」
――指導することとプレーすることの違いは?
「間違いなくベンチから指示を出すほうがストレスは溜まるよ(笑)」
「現役時代には、何をすべきかピッチで指示していたのは私だったし、ボールで何をすべきかを決めていたのは私だったんだ」
「でも今は、指示を出すのは私だけど、その役割を自分たちで解釈してピッチで表現するのは彼らなんだ」
「だから指導者としての方が少し難しいね。現役時代には、何かをもたらしたり、ある状況にすることを決めることができた。でも今はテクニカルエリア内でしかそれができない訳だからね」