ピルロ新監督「ユベントスに来た当初に感じたクラブの『魂』、『DNA』を取り戻す」
――ドレッシングルームのことに関して、あなたがかつて一緒にプレーしたベテランたちに何か特別なことを頼む必要がありますか?
また、パリ・サンジェルマンとバイエルン(・ミュンヘン)が対戦したUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝で、あなたはどのようなことを学びましたか?
「元チームメートたちにそんなことを頼む必要なんてないよ。チームとして団結することが大事なんだ」
「さっきも言ったように、犠牲的精神を持ったプレーをする意欲を取り戻す必要があるし、すべてにおいて誰もが対応できるようにしておく必要がある」
「だから、元チームメートたちと頼んだり、特別なことを話す必要なんてないんだ」
「CLに関して言えば、バイエルンが最も強いチームだったけど、ロックダウンの終わりの方にすでにその片鱗は見せていたね」
「バイエルンは、欧州的なフットボールの特徴である『積極的なフットボールをするチーム』だと感じたよ」
「おおくの選手たちで攻撃することを望み、走ることやスペースに飛び込む意欲に溢れた選手たちがいる」
「これが現在の欧州でのフットボールの姿だよ。もし走ることをせず、クオリティに欠け、直ぐにボールを奪い返す意欲がなければ、苦労してしまうのは確かだ」
「一方で、バイエルンにはこれらがすべて揃っているね」
――あなたはすでに15歳の頃から偉大な選手になることが運命づけられていました。
同じ言葉をパラーティチCFO(チーフ・フットボール・オフィサー)も使っていたことからも、監督に就くことが運命づけられているとはどのような意味だと思いますか?
「監督の運命は結果次第だよ(笑)。現役時代は周囲から期待されていたことが実現したね」
「監督としてもそうなることを祈っているけれど、私は自分のポテンシャルを信じているんだ」
「だから、監督としても選手として達成したような目標が達成できるはずだと確信しているよ」
コメント
クラブのDNAを取り戻す。コンテの手腕は実際マジックのようだった。
あの時、たまたま良い選手が集まったからスクデッド奪還できたわけでは決してない。
スタメンで残ってるあの時の選手は、ミランに行ったボヌッチだけ。
もっと非感情的な。理論的な監督になると思っていた。これはユベンティーニにとってはこの上なく嬉しい言葉。
長い目で応援します。
「イグアインとは話をしたよ。彼は、私が心から尊敬している人間であり、ここで重要な足跡を残したとても素晴らしい選手だ」
「だが、彼と話をして別々の道を歩まなければならないことを一緒に決断したよ。彼は偉大なカンピオーネだったけど、サイクルはいずれ終わりを迎えるものなんだ」
「私の構想には含まなかったけれど、彼とは面と向かって話し合い、我々はこの決断をすることに至った」
。。偉すぎる。誠実。強い。