ピルロ新監督「ユベントスに来た当初に感じたクラブの『魂』、『DNA』を取り戻す」
2020/08/26
FootTheBall
――少し情熱的な魂を失い、犠牲的精神が必要だと言いましたね。それは、あなたがユベントスに加入した当時にあったような物ですか?
また、来月19日にはセリエAが開幕するのであまり時間はありません。
あなたが求めていることを選手たちにちゃんと伝えるためにも、この僅かな時間を最大限に活かすための方法をすでに考えていますかは?
「実際その通り、時間がほとんどない。すでに週末には、代表戦のために代表組たちは世界中に散らばってしまうし、来月の9日や10日まで戻ってこない」
「つまり準備期間が、リーグが開幕するまで約10日間しかない。開幕戦までには準備ができている状態にする」
「そのために、あらゆる時間やあらゆる選手たちを最大限に活用しなければいけない。それについて、この数日間に話し合って考えるつもりだよ」
「(アントニオ・)コンテ体制のユベントスに関して言えば、グループ全体の強い結束力や意欲があの時のようなレベルに辿り着ければいいと思っている」
「でも、スピリットに関してはあの時と同じレベルでないといけないね。我々としては、それをこのユベントスにもたらしたいと考えている」
「そして、ハードワークをし、犠牲的精神を持ち、ほかの選手のためにプレーをしたい、というDNAをチームにもたらしたい」
「目標を達成するためには、そうするしか他に方法はないんだよ」
コメント
クラブのDNAを取り戻す。コンテの手腕は実際マジックのようだった。
あの時、たまたま良い選手が集まったからスクデッド奪還できたわけでは決してない。
スタメンで残ってるあの時の選手は、ミランに行ったボヌッチだけ。
もっと非感情的な。理論的な監督になると思っていた。これはユベンティーニにとってはこの上なく嬉しい言葉。
長い目で応援します。
「イグアインとは話をしたよ。彼は、私が心から尊敬している人間であり、ここで重要な足跡を残したとても素晴らしい選手だ」
「だが、彼と話をして別々の道を歩まなければならないことを一緒に決断したよ。彼は偉大なカンピオーネだったけど、サイクルはいずれ終わりを迎えるものなんだ」
「私の構想には含まなかったけれど、彼とは面と向かって話し合い、我々はこの決断をすることに至った」
。。偉すぎる。誠実。強い。