【JJパジェッレ】セリエA第35節 ウディネーゼ対ユベントス
MOM:デ・リフト 【6.5】
セリエA優勝目前となった試合では、「守る」だけでは飽き足らず、相手のクリアボールを拾うとすかさずミドルシュートでゴールネットを揺らした。守備に定評のある相手に対し、お株を奪う先制弾で好調をアピールをしたが、試合終了間際にはフォファナの突破を止められず逆転ゴールを許した。
シュチェスニー 【5.5】
序盤に味方であるダニーロのヘディング“シュート”が左ポストを直撃。しかし、本当の災難は後半に訪れた。ユベントスの守備陣はネストロフスキにフリーでヘディングシュートを許し、試合終了間際にはフォファナとの1対1をGKに強いた。結果が示すとおり、相手のGKムッソがより輝く試合となった。
ダニーロ(75分までプレー) 【5.5】
自陣PA内でとっさに頭に当てたボールがポストを直撃。あわやオウンゴールかと肝を冷やした。アタッカー陣にボールを預けて追い越していく姿勢は評価できるが、前線でのパスミスが目立ち相手の脅威とはならず。後半途中には、より攻撃センスのあるクアドラードと代わったのも納得がいく。
ルガーニ 【5.5】
ウディネFW陣とのマッチアップではまずまずの対応を見せた。戦術眼、ポジショニング、ボールを扱う技術、空中戦の強さなど平均以上の能力は持ち合わせているが、ユベントスのCBとしてはプレー強度に乏しさ。まだまだ先輩たちから「Cattiveria(ずる賢さ、タチの悪さ)」を学ぶ必要がありそうだ。
A・サンドロ 【4.5】
前半は安定した守備を見せていたが、リードして迎えた後半は集中力を欠いた。同点とされたシーンではネストロフスキのマークをあっさりと諦めてフリーでのヘディングを許し、1-2とされたカウンターでも簡単に身を投げ出すスライディングで失点に関与している。攻撃においても見せ場はなかった。