【JJパジェッレ】セリエA第35節 ウディネーゼ対ユベントス
ラムジー(60分までプレー) 【5】
スペースでボールを受ける動きはあったが、ウディネーゼの密集した守備の中ではストロングポイントを生かせず。同サイドのベルナルデスキとの連携したプレーも少なく、時間の経過とともにフェードアウトしていった間は否めない。
ベンタンクール 【6】
ウディネーゼのFWとMFの守備ライン間でボールを受けて攻撃の糸口を探ったが、引いてコンパクトに守る相手にはバックパスを選択するシーンが多かった。守備では積極的にボールホルダーへとプレッシャーを掛け、守から攻への展開を多く作ったが、決定的な仕事にはなっていない。
ラビオ 【6.5】
守へのトランジッションでは体を上手く使って反撃に転じる相手からボールを回収。果敢な攻撃参加や相手にプレッシャーをかける積極的な姿勢を見ると、カルチョ再開後のモチベーションはそれ以前とは明らかに違う。ユニフォームの汚れ方を比べれば一目瞭然だろう。闘争心を見せた。
ベルナルデスキ(60分までプレー) 【5.5】
チームのバランスを意識したサッリ監督の采配どおり、攻守において献身的に動き、自身のタスクをこなした。しかし、その成果は「バランスを取る」こと以上でも以下でもない。またスペースへの動き出しはウディネーゼの密集した守備により生かされることはほとんどなかった。
ディバラ 【6】
ボヌッチに代わりカピターノを務めた。最終ライン手前まで下がってボールを奪うなど守備においても貢献。司令塔としてチャンスメイクし、さらに何度も際どいシュートを放った。しかしGKムッソのスーパーセーブに阻まれ得点は奪えず。最後まで孤軍奮闘したが結果として実を結ばなかった。
C・ロナウド 【5.5】
チームのスクデット争いと同様に、インモービレとの得点王争いに挑んでいるCR7。90分の中で何度もゴールを狙ったが、好セーブを連発するウディネーゼの守護神ムッソの牙城は崩せず。前節ドッピエッタのゴールゲッターも、この日は沈黙……。