ラツィオに競り勝ったユベントス、前人未到のスクデット9連覇へカウントダウン!
ついに得点王争いトップへ!
後半も前半同様、ユベントスがラツィオ押し込む。すると46分、ディバラがPA内にドリブルで侵入し、シュート。
こぼれ球をクリスティアーノが押し込むもゴールライン上でクリア。幸先よく先制点には至らない。
だが49分、バロンドーラーのシュートのブロックに入った選手の腕に触れたとし、PAの中か外かを巡りビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)へ。
審判団の判定はPK。51分、この好機をクリスティアーノが冷静に蹴り込み、待望の先制点を奪取する。
リーグ得点王を独走していたインモービレに、ついに並んだバロンドーラーは54分、突き放す。
DFルイス・フェリペのミスを見逃さなかったディバラがボールを奪い、ハーフウェイラインから独走。
GKの1対1の局面で並走してきたクリスティアーノにラストパス。ラ・ホヤ(ディバラの愛称)の「プレゼントパス」を蹴り込み2-0。
ついにインモービレを追い抜く30点目を記録し、リーグ得点王トップに躍り出る。
この追加点にサッリは選手交代を試みる。57分、WGドウグラス・コスタとラムジーを下げSBダニーロとMFブレーズ・マテュイディを投入する。
トリプレッタを狙うクリスティアーノは63分、CKからヘディングで競り勝つもシュートはGKの正面。
つづく66分、ディバラがPA内で切り裂き、クロス。このボールにバロンドーラーがヘディングで合わせるもポストを叩く。
スクデットレースからの脱落を避けたいラツィオも反撃。73分、カウンターからシュートを放つもGKヴォイチェフ・シュチェスニーがファインセーブでかき出す。
このまま無失点で逃げ切りたかったが82分、DFレオナルド・ボヌッチの処理がルーズになったところをインモービレが喰らいつきPKを奪取。
この好機をユベントスのプリマヴェーラで育ったFWは冷静に決め、バロンドーラーと得点王争いで並んでみせた。
このまま逃げ切りたいサッリは89分、ディバラを下げDFダニエレ・ルガーニを投入。
同点に戻したいラツィオも89分、FKを狙うもまたしてもシュチェスニーがファインセーブでかき出してみせる。
その後は試合巧者ぶりをみせたイタリア王者はそのまま逃げ切り、試合を終わらせた。
この勝利により、前人未到のスクデット9連覇へカウントダウンに入った。
▼試合結果
ユベントス 2-1 ラツィオ
▼得点者
クリスティアーノ・ロナウド 51’(PK)
クリスティアーノ・ロナウド 54’
チーロ・インモービレ 83’(PK)
コメント
いやー勝てて良かったー。
一点差になったときは悪い予感しかなかった。
シュチェスニーのファインセーブに助けられたー。
スクデットまでもう少し。
頑張れユーベ。
この勝利はホントに大きい!これで勝ち点的にはあと1勝2分以上で確定
インテルとアタランタは直接対決も残ってるし、かなり楽になった
最後のサッリらしからぬ守備固めは絶対に優勝したいという彼の強い意志を感じられて良かった
勝ち点3以上にメンタル面で非常に大きい勝利だね、これで停滞ムードを少しは払拭できたはず。サンドロはちょっとイージーミス多いね、疲労のせいだろうか、そもそもSBの層が薄すぎるのもあるんだろうけど…
なんとか勝ててよかった。。ボヌッチまじ集中してくれー!!
それにしても選手たちの疲労困憊な姿が痛々しい。ピャニッチイグアインはなぜ使われなかったのか?それとサッリが突然5バックやり始めたけど、あれは実況の言う通りメンタル面の弱さが出たと見るべきなのか、勝つための選択をした、サッリにしては柔軟性のある戦術変更と見るべきなのか。
なんにせよここ最近の結果を考えると、PK失点直後からの嫌な流れで逃げ切れたのは大きい。