サッリ監督「ユベントスの目標は残り6試合で勝ち点11を勝ち取ること」
サッスオーロはアタランタのようなチーム
前人未到のスクデット9連覇に向かって、一歩一歩確実に階段を登って行くビアンコネーリ。
現在最も近い位置からスクデットを見上げている老貴婦人(ユベントスの愛称)だが、指揮官のマウリツィオ・サッリは「残り6試合で勝ち点11を勝ち取らなければならない」と目標を強調し、気を引き締めた。
イタリア紙『TUTTO SPORT』をはじめとする複数のメディアが、現地時間14日に開かれた前日記者会見での同監督の発言を伝えている。
再開後にミランにアタランタ、そして現在6戦負けなしのサッスオーロと三試合連続で最も好調なチームと対戦することになるビアンコネーリ。
前節にラツィオを破り、8位まで順位を上げている好調なネロヴェルディ(サッスオーロの愛称)との対戦について、サッリは暫定2位にまで順位を上げたアタランタと比較し、警戒を強めた。
「サッスオーロは、アタランタと同じ道を歩んでいるチームの1つだ。継続的なプロジェクトがあり、組織的で非常に優秀な監督がいる」
「アタランタは、近年オフェンス面の危険性がはるかに増し、また、相手を非常に苦労させる攻撃的なディフェンスをするようになったチームだ」
「一方で、サッスオーロは異常なほどドリブルする傾向があるチームであり、相手からボールを奪う能力に長け、そこから自分たちのゲームができるチームだ」
「オフェンスに関しては異常なほど危険なチームであることは間違いない」
「彼らの試合を見る限り、彼らはビッグクラブとの対戦でも躊躇することなく自分たちのサッカースタイルを貫いているから、明日の試合でも苦労させられることになるかもしれない」
「我々は、試合の所々で苦しまなければならないことも考慮しておくべきであり、そういう状況を予測して対応できる心構えをしておく必要がある」
「勿論現在4連勝中であることから生じる彼らの熱意は馬鹿にはできないが、とても重要なタイトル争いをしている我々の熱意も侮ってもらっては困る。熱意とモチベーションの高さは等しいはずだ」