サッリ監督「ユベントスはすぐに前を向かなければならない。私が見たいのは…」
「だから、例え2分間で10から0に下がったとしても、それは段階的なフィジカル面の低下なんだ。PKを取られたことへのショックで一時的に麻痺しただけであって、現在の我々にフィジカル的な問題は存在しない」
「選手の交代については、この2試合の間に唯一おこなう今日のトレーニングの状況を見てから決めるよ」と説明すると、怪我から復帰したばかりのカピターノのキエッリーニとアレックス・サンドロの状態についても触れた。
「2人の状況は全く異なるものだ。アレックス・サンドロは10日間離脱していただけだから、全体練習に復帰するまでそんなに時間はかからない」
「ジョルジョの状況は、残念ながらそれとは異なるものだ。8月30日以降、長い間リハビリを行っていたから全体練習に参加できる時間はほとんどなかった」
「そして再開後に、ちょっとした問題が起きてしまった。長いリハビリ期間後の2ヶ月間の自宅待機が、再開後に何らかの問題を生じさせたんだろう」
「この11ヶ月間に僅かな時間しか全体練習に参加することができなかった選手なんだ。だから、完全に復帰できるまで時間がかかるのは当然だよ」
この日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝、準決勝の抽選会が行われ、抽選の結果、ユベントス対リヨンの勝者が大会ベスト8でマンチェスター・シティ対レアル・マドリーの勝者との対戦することが決定した。
しかし、この抽選結果についてサッリは、「それについては今は触れないでくれ。話すことは何もない」
「今の我々にはリーグ戦の目標しかない。それを終えてからリヨン戦について考えよう。まだ先の話だし、そんなことのために今は僅かなエネルギーでさえ無駄にしたくはない」と述べ、リーグ戦に集中していることを強調した。
前半戦に行われたアウェイ戦では、1点のビハインドからイグアインとディバラの得点により見事逆転することに成功したビアンコネーリ。
現在最も好調なアタランタを相手に前節の屈辱を晴らすことができるかどうか、期待したいところだ。