サッリ監督「ユベントスはすぐに前を向かなければならない。私が見たいのは…」
2020/07/11
Web24 News
今の目標はリーグ戦のみ
好調のミランに痛恨の逆転負けを喫し、再開後初黒星をつけられてしまった首位に立つユベントス。
しかし、敗北を引きずることなく、直ぐに汚名を返上できるのがイタリア王者たる所以だ(今季3敗したどの試合の翌節でも勝利を収めている)。
この日、アタランタ戦の前日記者会見の場に姿を現した指揮官のマウリツィオ・サッリは、気持ちを入れ替えるようチームに期待を寄せた。
イタリア紙『TUTTO SPORT』をはじめとする複数のメディアが、現地時間10日に開かれた前日記者会見での同監督の発言を伝えている。
前節はスクデットへと向かう階段から足を踏み外してしまったものの、タイトルを争うライバルのラツィオとインテルも揃って勝ち点を落としたことで救われたビアンコネーリ。
残り7試合となった今、スクデット争いに再びリーチをかけたいユベントスだが、現地時間11日に行われる第32節でホームに迎え撃つのは現在3位の好調アタランタだ。
「今はシーズンの重大な局面だ」と話し始めたサッリは、現在9連勝中と飛ぶ鳥を落とす勢いのデア(アタランタの愛称)との対戦について、「スタッツを見ても分かる通り、特にアウェイでとても良い結果を出している」と警戒を強めた。
「アタランタは、どのチームにとっても対戦するには非常に難しい相手だけど、それは今に始まったことではない」
「『アタランタと対戦するのは歯医者に行くようなものだ。歯は良くなるかもしれないが、耐え難い痛みを想像するだけで頭が痛くなる』と言ったグアルディオラの表現が的を得ているね」