サッリ監督「ユベントスはすぐに前を向かなければならない。私が見たいのは…」
2020/07/11
Euronews
「アタランタは、ゲームを組み立てる段階でマンマークしに来る、アグレッシブで、尚且つカウンターが非常に巧いチームだ」
「だから、アタランタとの対戦では戦術的にリスクを負わされるし、フィジカル面では加速力に優れているチームだから、あらゆる面で難しい試合となる」
「今はまだフィジカル的にどのチームもベストな状態ではないと考えているけれど、それでも、彼らにあるこのスプリント力はしっかりと考慮すべき点の1つだ」
「前半戦で対戦した時のアタランタは、最初の55分間は非常にインテンシティの高いリズムでプレーしていたけれど、そのペースを最後まで保つことはできていなかったようだった」
「今はあの時とは違うし、今回はきっと異なった形の試合になると思っている」
「アタランタのペースが落ちたとは言っても、僅かに落ちただけだ。明日の試合ではちゃんとペース配分して来るだろうから、あの時みたいにペースが低下するとは考えていない」
その一方で、前節のミラン戦で起きた“ブラックアウト”について、サッリは「できるだけ与える影響を少なくすべきだ」と自身の見解を述べた。
「プライオリティの問題だ。もしこれがシーズンの前半に起きていたとすれば、このブラックアウトの原因を優先して探るべきだと思う」
「でも、原因を究明するだけの時間がないシーズンの終盤に起きたのであれば、試合結果にできるだけ少なく影響を受けさせるようにすることにプライオリティが置かれる」
「だから、過去を振り返らず、すぐに前を向く必要があるんだ」