ダニーロ（66分から出場） 【4】
負傷のデ・シリオに代わり左SBとして出場。82分、91分と2度の軽率なファウルでイエローカードを受けて退場。“慣れない”左でのプレーだったとはいえ、チームがSBの台所事情に問題を抱えていることを知っている（だろう）だけに、擁護はできない。

マテュイディ（70分から出場） 【6】
途中交代でスタミナは十分。最終ラインとのバランスを確認しながらポジションを見極め、自陣のピッチ左で守備ブロックを形成した。相手からボールを奪う仕事を難なくこなし、反撃を抑える役割を遂行している。

ラムジー（70分から出場） 【6】
ピアニッチに代わり出場。ライン間に積極的に顔を出し、後方からボールを引き出す動きでチームを前進させた。シンプルにボールを扱う技術は申し分なく、サッリが期待した役割は果たしただろう。

ドウグラス・コスタ（79分から出場） 【採点不可】
ディバラに代わりCFの位置へ。反撃に出るボローニャ守備陣をスペースを狙う動きで牽制した。89分にロナウドのゴールをアシストするも、オフサイドで取り消されている。

サッリ監督 【6.5】
FW2人にゴールが生まれたことで安堵しているはずだ。右WGで起用したベルナルデスキの采配が的中。今後に期待を膨らませている。その一方で左SBが……。サンドロの代役で出場したデ・シリオが負傷。さらにダニーロも退場し、次節出場停止となった。指揮官の采配とは関係のないところで問題が発生。悩みは尽きそうにない。

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