【JJパジェッレ】セリエA第27節 ボローニャ対ユベントス
MOM:ベルナルデスキ 【7】
サイド、中央と何度もポジションを変え、味方との距離感を意識しながらプレー。36分にデ・リフトの縦パスをヒールでディバラへと流したアシストは、その動きから生まれた。また、53分にはカットインして左足を振り抜き、ポスト直撃の惜しいシュートも放っている。テクニックと献身性で、ウイングとしてより力を発揮することを証明した。
シュチェスニー 【6】
コッパ・イタリアの準決勝と決勝をブッフォンが務めたことで、カルチョ再開後初の公式戦。そのせいもあってか、試合感を取り戻すのに一苦労した。足元でのボールの扱いが不安定で、3度ピンチを招いている。この日の無失点はDF陣と運のおかげだ。
クアドラード 【6.5】
覇気がないように見えて、実はクレバー。前線のディバラとベルナルデスキをサポートしながら、右サイドでのボールポゼッションに参加。また状況に応じて幅を広げる役割もこなした。守備では献身的な動きで、ダイクスとサンソーネ、バロウの攻撃を抑えている。
デ・リフト 【7】
対峙した相手と再三にわたり“格闘”を繰り広げた。ボローニャ攻撃陣の思い切ったプレーにも先読みして対応、簡単にシュートを打たせなかった。攻撃では積極的に前線へとボールを運び攻撃の起点に。23分にはPKを獲得し、36分にはディバラのゴールの起点となっている。
ボヌッチ 【7】
「Ultimo Uomo(DFラインの最後の選手)」として最大限に集中力を保ち、ゴール前に鉄壁の守備を築いた。鋭い危機察知能力で相手のシュートをブロックし、徹底したカバーリングでチームのクリーンシートに貢献している。この男がいなければ、2失点ほどしていても不思議ではなかっただろう。
デ・シリオ(66分までプレー) 【6】
A・サンドロの負傷に伴い、セリエA第16節以来となる先発。サンドロほど攻撃に参加することはなかったが、守備ではボローニャの右サイドにしっかりと対応した。左足のハムストリングを痛めてピッチを引くまでの間、今季好調のオルソリーニに仕事をさせなかったことは及第点。
コメント
ベルナルデスキ加入後なかなか解決しなかった、プレーエリア被るディバラとベルナの共存問題がサッリになって少しずつ解決に向かってそうで安心。
4-3-3を続けるなら右のウィングはやっぱりスタートベルナで後半コスタ投入がよさそう。