【JJパジェッレ】コッパ・イタリア準決勝2ndレグ ユベントス対ミラン
2020/06/13
ピアニッチ(62分までプレー) 【5.5】
ミランの前線の選手たちにマークされ続けたことで、攻撃ではシンプルな繋ぎに終始した。一方の守備では、プレスに連動して動き、リトリートした際には周囲の状況をしっかりと把握しながらスペースを埋めるなど、「カルチョIQ」の高さを示した。しかし、まだ物足りなさは感じる…。
マテュイディ(62分までプレー) 【6】
地味ながら黙々と仕事をこなす職人。相手の攻撃を寸断し、ショートカウンターに繋げる「十八番」は3カ月ぶりの公式戦でも健在。SBのサンドロと強力しながらピッチの左側で攻守にわたり走り回った。また30分にはダニーロのクロスボールを左足で合わせる惜しいシュートも放っている。
D・コスタ(62分までプレー) 【6】
得意のスピードを生かし、何度も突破を仕掛けてミラン守備陣に揺さぶりをかけた。先発組の中でも特に違いを作り出し、開始早々にはサンドロのパスをフリーで受けて際どいシュートも放った。枠を捉えられなかったことが悔やまれる。
ディバラ 【6】
相手の守備ライン間でボールを受け、そのボールを効果的に味方に繋げるプレーはそれだけで才能を感じさせる。しかし、この試合では、最後までミランの守備をこじ開ける決定的な仕事は出来なかった。決勝戦では年俸アップを万事納得させるだけの“千両役者”ぶりを期待したい。
C・ロナウド 【5.5】
ミランのSBコンティのハンドを誘ってPKを獲得。しかし、蹴ったボールはGKドンナルンマの右手をかすめ、ポストに直撃した。フェイントを駆使して何度もシュートを試みるも、DFに対応されてゴールとはならず。孤立感も感じられ、「CR7の日」ではなかった。