【JJパジェッレ】コッパ・イタリア準決勝2ndレグ ユベントス対ミラン
MOM:ベンタンクール 【7】
積極的な攻め上がりで右サイドを中心に前線の味方をサポート。守備では危険なエリアを早急に察知し、前方、後方とピッチを縦横無尽に走り、ミランの攻撃の芽を潰した。周囲の選手たち、特に守備陣が余裕を持ってプレーできた要因の一つは、この男の運動量の多さだろう。
ブッフォン 【6】
採点が難しいほどボールを扱うシーンが少なく、90分間何事もなく失点を「0」に抑えた。無観客の会場に響きわたる声で、チームメイトに指示を送り鼓舞。それだけで存在感は大きい。
ダニーロ(86分までプレー) 【6】
序盤にミランのFWレビッチから強烈な飛び蹴りを見舞われたが、クアドラードと交代する86分まで右サイドでDFとしての仕事をこなした。何度かイージーなミスはあったものの、攻守でインテンシティの高いプレーを見せている。
デ・リフト 【6.5】
40分にチャルハノールとの接触で肩を負傷。脱臼が心配される倒れ方をしたが、何食わぬ顔でピッチに戻り強靭ぶり発揮した。その強さは守備においても同様で、安定感が増すボヌッチとのコンビネーションで、ミランの攻撃陣を難なくシャットアウトしている。
ボヌッチ 【6.5】
早々に対峙するレビッチがピッチを去ったことで、ミラン攻撃陣の驚異が半減。そのため相手からのプレスは少なく、ショートとロングを織り交ぜたパスで、余裕を持って後方から攻撃を支えた。セットプレーでは再三ロマニョーリとやり合った上で“痛み分け”に終わっている。
A・サンドロ 【6.5】
ドウグラス・コスタとのブラジリアーノ・コンビで左サイドを制圧。積極的に高い位置にポジショニングし、パケタの動きを抑制しながら味方をサポートしている。守備ではマトゥイディと連携し、パケタにとってはサンドロが目の上のタンコブになっただろう。