ユーべ、ホームで先勝。決勝進出に一歩近付く
R・マドリー戦1stレグを2-1で勝利
ユベントスはCL準決勝1stレグに以下の布陣で挑んだ。
テベス、モラタ
ストゥラーロ、ビダル、ピルロ、マルキージオ
エブラ、キエッリーニ、ボヌッチ、リヒトシュタイナー
ブッフォン
ユーべは試合開始からハイプレスをかけていき、良いペースで試合運びを始める。すると9分にエリア内でパスを受けたテベスがドリブルでゴールに近付き、そのままシュート。カシージャスが弾いたボールを詰めていたモラタが押し込み先制に成功する。
開始早々に先制を決められたR・マドリーは、追い付こうと積極的に攻め込むも、ユーべのしっかりと組織された守備陣を前に、エリア内までボールを運ぶことができず、ロングシュートが目立つ。
対するユーべは、18分にもハイプレスからのカウンターによりビッグチャンスを作るも、テベスが決めきれなかった。
R・マドリーのポゼッションが徐々に長くなり、26分にエースが同点ゴールをあげる。エリア内右側でパスを受けたハメスがワンタッチでゴール前に浮いたパスを送り、それをCR7がヘディングで決め、同点に追いつく。
40分には、イスコが左サイド深くまで侵入し、ゴール前に飛び込んだハメスへと早いクロスを入れる。ヘディングで合わせたハメスのシュートはクロスバーに当たり、弾いたボールをマルセロが押し込もうとするも、シュートは枠の僅か上だった。
ユーべはハイプレスを続け、いくつかチャンスを作るも、追加点をあげることができずに1-1で前半が終了した。
後半も前半と変わらず、R・マドリーがポゼッションを握り、ユベントスがプレスをかけていく形となる。そして試合が動く、55分にセンターライン付近からロストボールを拾ったテベスがドリブルで運ぶ。並走していたモラタがマルセロに倒され、エリア内まで侵入したテベスはシュート直前に相手DFに倒され、主審はPKを指示。モラタを倒したマルセロと、審判に猛抗議したビダルがイエローカードとなった。PKがテベス自らが蹴り、見事成功。スコアは2-1となる。
63分にR・マドリーはイスコに代え、チチャリートを投入。システムを1トップに変え、逆転を計る。対するユベントスも64分に、ストゥラーロを下げ、バルザーリを投入。システムを4バックから3バックに変更した。
65分には、キエッリーニにアクシデント。浮いたボールを競り合った際に、相手の肘が頭部に当たり出血。3分間ほど、ゲームが止まってしまったが、キエッリーニは包帯を巻いて、フィールドに無事戻った。
しばらく、R・マドリーに攻め込まれ苦しい時間帯が続くも、決定機は与えず堅く守った。そして78分、ユベントスはモラタに代え、ジョレンテを投入。さらに85分にはテベスを下げ、ペレイラを投入し、追加点を目指すも2-1のまま試合終了。
コメント
とりあえず勝って良かったです。セカンドレグは3バックか4バックでいくか興味深いですね。