ユベントス、因縁のフィオレンティーナを一蹴! C・ロナウドはトレゼゲの記録に並ぶ
9戦連続得点でレジェンド・トレゼゲに並ぶ
セリエA第22節フィオレンティーナ戦がアリアンツ・スタジアムで開催され、ホームのユベントスが3-0で勝利を収めた。
前節ナポリに敗れ、2位インテル、3位ラツィオに勝ち点を詰められ、首位を脅かされるビアンコネーリ。
ホームで負けられないイタリア王者は開始5分、MFミラレム・ピアニッチのフィードに抜け出したFWゴンサロ・イグアインがシュートを放つもDFがブロック。
幸先よくスタートを切るとつづく10分、WGファン・クアドラードとWGドウグラス・コスタの見事なコンビネーションで右サイドを崩す。
コロンビア代表WGのグラウンダーのクロスにピアニッチが詰めるも合わせることができず、絶好の好機を逸する。
ボールポゼッション81%と圧倒的に試合を支配するも22分、フィオレンティーナが反撃。
つねにユベントス首脳陣が獲得を狙うFWフェデリコ・キエーザがフリックでゴールを狙うもGKヴォイチェフ・シュチェスニーがファインセーブ。
つづく24分にもミドルシュートを枠に飛ばされるも落ち着いて応対。イタリア王者の正GKとしての安定感を披露する。
ビアンコネーリも27分、FWクリスティアーノ・ロナウドと成長著しいMFロドリゴ・ベンタンクールがパス交換。
わずかなスペースを突いて、抑えの効いたミドルシュートを放つもGKがファインセーブでかき出す。
ヴィオラ(フィオレンティーナの愛称)をなかなか崩すには至らないユベントスだったが37分、ピアニッチのミドルシュートが幸運をもたらす。
放たれたシュートがDFの手に当たったとしVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)に。
主審はPKの判定。このPKをクリスティアーノが冷静に蹴り込み、前半終了間際の40分、ついに均衡を破る。このリードを守りきり、後半へ。
コメント
個人的MOMはボヌッチ。向こうのロングカウンターをほとんど先手で潰していたのは彼。
バックラインからのパスミスというが、あんまりそんな印象もないし、それで手酷い攻撃を受けた記憶はさらにない。危険なときに、前が受けれなくても強く蹴るというのはイタリア的な守備重視の観点からはありと思う。
よく勝った。
やっぱりディバラがいると違う。それも、前半とアプローチ変えて相手が強めに前からプレスをかけにきて中盤にスペースが出来てきたあの時間帯でのディバラ投入はいい采配でした。
あとは最終ラインからの組み立てでちょっとしたパスミスがなかなか少なくならない。特に前半なんかプレスほとんどかかってなかったんだし、プレスかかってパスミスならまだしも、「足元で受けたい」「前に走っててほしい」の意図のズレの多さはそろそろなんとかしてほしい。CLだと命取りになりかねない。
個人的MOMはデリフト。