【JJパジェッレ】コッパ・イタリア準々決勝 ユベントス対ローマ
2020/01/23
クアドラード(41分からプレー) 【6】
ダニーロの負傷によって急遽ピッチへ。体調不良明けでの出場となったが右サイドで上下動を繰り返し、安定感あるプレーを披露した。63分のイグアインへのクロスは得点にこそ繋がらなかったものの、可能性を存分に感じさせるシーンだった。
ラムジー(67分からプレー) 【6】
ウイングのD・コスタに代わって出場し、トレクァルティスタ(トップ下)としてプレー。守備意識も向上しており、前線から献身的にプレスを仕掛け相手に隙を与えなかった。“詰め”の部分でさらに向上できれば、相手にとって手が付けられない存在となりそうだ。
マテュイディ(76分からプレー) 【6】
前線でボールに絡む機会はあまりおおくなかったが、持ち前の運動量で広範囲をカバー。80分には相手の動きを先読みしてプレッシングを仕掛け、ローマの反撃の芽を摘んだ。
サッリ監督 【7】
1週間前の対戦からウイングにD・コスタを起用する「4-3-3」にシステムを変更すると、このブラジル人アタッカーが効果的に機能し、ピッチをワイドに使った攻めで得点を量産。前半を3-0で折り返すことに成功する。
後半は押し込まれる場面も増えたが、中盤の枚数を増やしてこれに対応。1失点を喫したもののカンピオナートで好調を維持する相手を見事封じ込め、準決勝にコマを進めた。
著者:J-JOURNAL 編集部ヤチマターノ・リョウスケ