【JJパジェッレ】コッパ・イタリア準々決勝 ユベントス対ローマ
2020/01/23
MOM:ベンタンクール 【7.5】
“サッリ・ボール”の体現者として覚醒しつつあるこの若きMFは、攻守に渡って絶大な存在感を発揮。オフェンス時にはD・コスタがワイドに開いてできたスペースに飛び出し、ローマゴールに襲いかかった。自身にとって今季初ゴールも挙げるなど、選手として一皮むけつつある。
ブッフォン 【7】
衰えを揶揄する周囲からの雑音をプレーでかき消した。56分のSBアレッサンドロ・フロレンツィのシュートを止めていなければ、戦況は大きく変わっていたかもしれない。また唯一の失点シーンに関しては、味方の緩慢な守備が招いたピンチであり、これを減点対象とするのは酷だろう。
ダニーロ(41分までプレー) 【6.5】
右サイドでボール回しに積極的に絡み、機を見ては前線にも顔を出すなど“攻めの意識”も上々。コンディションが良かっただけに、前半終了間際の負傷退場が悔やまれる。
ルガーニ 【6.5】
ボヌッチとともに先発し、ローマのアタッカー陣を封殺。守備には安定感が見られ、楔のパスにも積極的にトライ。72分にはエリア内でクロスを受けようとするFWニコラ・カリニッチを辛うじて抑え、ビアンコネーリをピンチから救った。
ボヌッチ 【6.5】
アームバンドがすっかり似合うようになった背番号「19」は、声を張り上げディフェンスラインを統率。前半終了間際にはD・コスタのクロスに絶妙なタイミングで頭で合わせ、ダメ押しとなるチーム3点目を奪った。
サンドロ 【6】
いつものような積極的な攻撃参加は鳴りを潜めたが、堅実な守備で相手の攻撃をブロック。要所で見せる守備の対応には“巧さ”を感じさせた。ボール保持時のポジショニングも良く、淡々と左サイドバックとしての役割をこなした。