【JJパジェッレ】コッパ・イタリア準々決勝 ユベントス対ローマ
2020/01/23
ピアニッチ 【6.5】
守備時には読みの鋭さを活かしたインターセプトでローマの攻撃陣に負荷をかけ、またオフェンス時には少ないタッチ数でボールを散らし、ビアンコネーリの攻撃にダイナミズムを加えた。47分のD・コスタとのコンビネーションから放ったシュートはまるで芸術。
ラビオ(76分までプレー) 【7】
パスセンスやドリブルでの打開力も去ることながら、圧巻のキープ力でボールの収めどころとしても機能した。50分の失点シーンで見せた緩慢な守備はいただけないが、それを差し引いても貢献度は抜群だったと言えるだろう。
D・コスタ(67分までプレー) 【7.5】
ワイドに開いてローマのディフェンスラインを広げ、味方の使うスペースを創出。また、緩急をつけたドリブルで敵陣を切り裂き、相手を困難に陥れた。2アシストという結果がコンディションの良さを物語っている。
イグアイン 【6.5】
決定機を決めきれなかったシーンは「運がなかった」としか言いようがない。だが前線では独創的なアイディアで攻撃にアレンジを加え、C・ロナウドの先制点をアシストしてみせた。また72分には軽快なターンで相手2人を同時にかわす“離れ業”を見せている。
C・ロナウド 【7】
年明け以降、爆発中の背番号「7」はこの日も得点を挙げ、公式戦8試合連続ゴールを記録。細かなステップで相手DFを翻弄し抜き去る姿は圧巻で、26分には驚異的なスプリントからフロレンツィを置き去りにし、先制点を決めた。