MOM：C・ロナウド 【8】
パルマ陣内で幾度となくDFを翻弄。GKセペに何度も強烈なシュートを浴びせた。43分には左サイドからカットインして単独で得点、58分にはディバラのパスを右足で合わせてドッピエッタを達成した。他を寄せ付けない「超人」的なプレーで、セリエAの7試合連続得点を記録している。

シュチェスニー 【6.5】 
CKからパルマに1点を許したものの、放たれたシュートに対しては安定したセービングを見せた。80分にはクルティッチの際どいシュートを横っ飛びでセーブ。最後まで同点ゴールを許さなかった。

クアドラード 【6】
スペースを消したパルマの守備もあり攻撃での好プレーは鳴りを潜めたが、右サイドで積極的に幅を取り、リスクを回避しながら虎視淡々とチャンスを狙った。またラビオとの連携でパルマの左サイドを抑えている。

デ・リフト 【7.5】
長身のパルマFW陣に対人戦で勝利し続けた。84分にはPA内でフリーとなったスプロカティのシュートをブロック。その後もゴール前に飛んできたボールをことごとく弾き返して1点を死守、試合終盤に重要なプレーを連発した。

ボヌッチ 【6.5】
ゲームキャプテンとして後方からチームを支援。堅固な守備だけでなく積極的なオーバーラップで勝利への執念を見せた。58分には相手の縦パスをアンティーチポ（インターセプト）し、C・ロナウドの勝ち越しゴールを呼び込んでいる。

A・サンドロ（21分までプレー）【6】
ピッチを退くまでの約20分間は左サイドで不足のないプレーを見せていたが、負傷により早々に交代を余儀なくされた。序盤のCKではヘディングで得点に近づいただけに悔しさの残る試合となっただろう。