ディバラ（81分までプレー） 【6.5】
コッパ・イタリアでは“違い”を見せた背番号「10」だったが、パルマ戦での前半はコンパクトな守備に苦しみ精彩を欠いた。後半は時間が経つにつれスペースが生まれたことで効果的なパスを連発。C・ロナウドの2点目をアシストするなど勝利に貢献している。

ダニーロ（21分から出場） 【6.5】
負傷したA・サンドロとの交代でピッチへ。本職とは違う左SBながら攻守両面で安定したパフォーマンスを披露。前半終了間際には積極的なオーバーラップでPA内まで侵入を図り、51分には強烈なミドルシュートでパルマゴールを脅かした。

イグアイン（59分から出場） 【6.5】
全体の動きが落ち始めた後半途中からピッチに登場すると、持ち前のキープ力とDFラインの裏を狙う動きでパルマ守備陣を苦しめた。また、戻りながらの守備を見せるなど献身性もしっかりと示している。

ドウグラス・コスタ（81分から出場） 【採点不可】
ディバラとの交代で右WGとして出場。中盤まで降りてスペースを埋めるなど、追いすがるパルマの反撃を抑えるのに一役買っている。

サッリ監督 【6.5】
前半は4-3-1-2の布陣がパルマの守備網にはまり崩しの局面で苦労を強いられた。C・ロナウドのアイディアと得点力に助けられた印象はあるが、後半、リードを奪ってからは的確な交代でチームに勝利をもたらした。またダニーロが左サイドで計算できるパフォーマンスを見せたのは、「不幸中の幸い」と言えるだろう。

著者：J-JOURNAL 編集部  オキナウェーゼ・宮城