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「キエッリーニの早期復帰を願っている」

DFメリフ・デミラルの離脱に伴い、ビアンコネーリの最終ラインは厳しい台所事情となっている。

しかし、ファビオ・パラーティチCFO（チーフ・フットボール・オフィサー）には、メルカートで新たにDFを獲得する意思はないようだ。

イタリアメディア『Rai Sport』が現地時間15日、そのコメントを伝えている。

シーズン開幕直後にDFジョルジョ・キエッリーニの長期離脱が決定したユベントスだが、先日のローマ戦で今度はデミラルが前十字靭帯と半月板を負傷。

離脱期間は6ヶ月以上とされており、今季中の復帰は厳しいものとみられている。

またこれに伴い、ビアンコネーリは冬のメルカートでの動きを“活発化”させることも予想されているが、パラーティチは「新たにディフェンダーを獲得しようとは思っていないよ」

「これ以上CBは必要ない。我々は屈強なディフェンダーを擁していて、チームは完成されている」と噂を一蹴。

最終ラインに関しては、現在の体制を維持する意向を示した。

つづけて「私たちはキエッリーニの一刻も早い復帰を願っている」

「いまのままで大丈夫だよ」と話し、2月下旬ごろの復帰が濃厚と見られているカピターノに信頼を寄せた。

15日のウディネーゼ戦では、今季初めてコンビを組んだDFダニエレ・ルガーニとDFマタイス・デ・リフトがクリーンシートを達成するなど、“踏ん張り”を見せている。

難しい状況に置かれているビアンコネーリだが、果たしてこの苦境を乗り越えることができるか。