ユベントスが先制点奪取もその後10人に…今季初黒星を喫する
後半劣勢に…
後半の主導権を握ったのはラツィオ。ボールポゼッションを高め、ユベントス陣内でのプレーで試合を進める。
MFブレーズ・マテュイディがPA手前でタックルを受けるも笛は鳴らず、運にも見放される展開がつづく。
それでも66分、この試合ファインセーブを連発していたGKトマ・ストラコシャがパスミス。
このボールを拾ったディバラがシュートを選択するも、ストラコシャが自身のミスを帳消しにするセーブでチームを救った。
そして、この直後、ユベントスにとって最悪の展開が待っていた。68分、CKのカウンターを受けるとRSBファン・クアドラードがスライディング。
このプレーにイエローカードが出されるも、微妙な判定だったためVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が発動。
その結果、クアドラードにレッドカードが提示され、10人でのプレーを強いられる。
マウリツィオ・サッリは即座に動く。71分、ベルナルデスキを下げSBダニーロを投入。DFラインを整備する。
だが74分、またしてもルイス・アルベルトのパスにMFセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチが巧みなトラップから逆転ゴールで流し込む。
さらにユベントスを悪夢が襲う。77分、DFラインの裏をとられるとシュチェスニーが相手選手を倒してPKを与えてしまう。
絶体絶命の場面だが、守護神がFWチーロ・インモービレのPKをブロック。さらにはね返ったボールにも反応し、勝ち点奪取へ望みを繋ぐ。
その後はMFミラレム・ピアニッチがチャンスを狙うも、ゴールが遠い展開がつづく。
その後もラツィオペースは変わらず、95分にはCKからカウンターを受ける。
シュチェスニーが一度はブロックするも、再度押し込まれ3点目を献上。勝負は決した。
ユベントスは今シーズン開幕から公式戦無敗をキープしていたが、今節で初黒星を喫する結果となった。
ミッドウィークに開催されるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)レヴァークーゼン戦までに早急な立て直しを期待したい。
▼試合結果
ラツィオ 3-1 ユベントス
▼得点者
クリスティアーノ・ロナウド 25’
ルイス・フェリペ 46’
セルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチ 74’
フェリペ・カイセド 95’
著者:J-JOURNAL 山口 努
コメント
ラツィオに勢いがあって強いのもわかるんだけど、ピャニッチが封じられるとどうにもならないのもなんだかなぁ。ドウグラスコスタがいればリズムを変えてくれたかもしれないけど。
ベンタンクールの負傷が
どの程度のものなのか。
ピャニッチは累積だし
レジスタはどうなるのか。
悔しい。が、長いリーグ戦のたかが1敗。
それよりもベンタンクールの見た感じ長そうな怪我がきつい。ここからもっと覚醒に向けて頑張ってほしい選手だったのに。。。
ジャンが調子上がらないのもあるしここに来て中盤の崩壊は立て直し難しい。
あと、クアドラの退場で何人か気持ちが切れてしまった感。
たらればだけどこういう逆境の時こそキエッリーニみたいなカピターノがいてほしかった。