ユベントスが先制点奪取もその後10人に…今季初黒星を喫する
クリスティアーノが先制点を奪取!
セリエA第15節ラツィオ戦がスタディオ・オリンピコで開催され、アウェイに乗り込んだユベントスが1-3で敗れ、今シーズン初黒星を喫した。
公式戦4連勝中のビアンコチェレスティ(ラツィオの愛称)に対し、前節サッスオーロに6連勝を止められたビアンコネーリ。
試合序盤はユベントスがボールポゼッションを高めるも、MFセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチのアシストからファーストシュートはラツィオに放たれる。
しかし、ユベントスも反撃。10分、FWパウロ・ディバラが得意の角度から狙うもGKがファインセーブでかき出す。
このシュートで得たCKをディバラが直接狙うも、ゴールラインテクノロジーでも際どいシュートは、またしてもGKに阻まれた。
両チーム、一進一退の攻防で時間が流れた25分、ユベントスが試合を動かす。
FWクリスティアーノ・ロナウドが中央に入るとディバラが楔(くさび)を打つ。このボールをダイレクトで右サイドのMFロドリゴ・ベンタンクールにループパス。
ボールをベンタンクールがふたたびダイレクトで中央に折り返すと、走り込んだクリスティアーノが難なく押し込み先制点を奪取した。
その後はPA手前でFKを与えるなど、ややホームのラツィオに押し込まれる展開がつづく。
際どいクロスを39分に上げられるもGKヴォイチェフ・シュチェスニーが応対し、チームを落ち着かせる。
その直後の41分、この試合キレのある動きをみせていたベンタンクールが負傷交代。MFエムレ・ジャンがおくり込まれる。
追加点を奪いたいユベントスは43分、FWフェデリコ・ベルナルデスキがぬけ出しGKまでかわす。
角度を失ったトレクアルティスタはクロスを選択し、このボールにクリスティアーノが強烈なダイビングヘッドを見せる。
しかしGKがまたしてもファインセーブでかき出し、ホームのラツィアーレ(ラツィオのティフォージの愛称)を熱狂させた。
ユベントスリードのまま前半終了かと思われた46分、攻撃の起点になっていたラツィオのMFルイス・アルベルトが左サイドでボールをキープし、そのままクロスを入れる。
このボールをCBルイス・フェリペがヘディングで押し込み、試合をふり出しに戻して前半を終えた。
コメント
ラツィオに勢いがあって強いのもわかるんだけど、ピャニッチが封じられるとどうにもならないのもなんだかなぁ。ドウグラスコスタがいればリズムを変えてくれたかもしれないけど。
ベンタンクールの負傷が
どの程度のものなのか。
ピャニッチは累積だし
レジスタはどうなるのか。
悔しい。が、長いリーグ戦のたかが1敗。
それよりもベンタンクールの見た感じ長そうな怪我がきつい。ここからもっと覚醒に向けて頑張ってほしい選手だったのに。。。
ジャンが調子上がらないのもあるしここに来て中盤の崩壊は立て直し難しい。
あと、クアドラの退場で何人か気持ちが切れてしまった感。
たらればだけどこういう逆境の時こそキエッリーニみたいなカピターノがいてほしかった。