【JJパジェッレ】CLグループステージ第5節 ユベントス対アトレティコ・マドリー
MOM:ディバラ(76分までプレー) 【7.5】
味方を使う動き、受ける動き、ともに秀逸。2トップの一角として先発した背番号「10」は自由にピッチを動き回り、下がって味方からボールを引き出してはパスを散らし攻撃にアクセントを加えた。得点シーンは圧巻で、角度のないところからフリーキックを直接叩き込みチームの首位通過を自らのゴールで祝った。
シュチェスニー 【6.5】
抜群の安定感でクリーンシートでの勝利に貢献。被枠内シュートは「2」本とおおくはなかったものの、クロスやボールを弾いたあとの対応には光るものがあった。50分にサウールが放った地面に叩きつけるボレーもしっかりキャッチするなどGKとしての能力の高さを見せつけた。
ダニーロ 【6.5】
クアドラードほどの縦への仕掛けは見せていないが、積極的に相手ツーライン間で待ち受ける味方にクサビのパスを狙うなど、攻撃面で大きな役割を果たした。右サイドに流れてきたディバラやベンタンクールとの連携もとれており、アトレティコ守備陣に揺さぶりをかけた。
ボヌッチ 【7】
今季のユベントスの“核“であるピアニッチがタイトなマークを受けていたにも関わらず、チームが“機能不全”に陥らなかったのはこの背番号「19」のおかげと言えるだろう。守備能力の高さは言わずもがな、ビルドアップでは長短のボールを蹴りわけ、チームの“潤滑油”としても機能した。
デ・リフト 【7.5】
ビッグゲームでも物怖じしないメンタルの強さと対人守備の強さでアトレティコFW陣を封殺。83分にはコレアの決定機をダイナミックなスライディングタックルで阻止ししてチームを救った。フェリックスとの若手対決はデ・リフトに軍配。
デ・シリオ 【6.5】
左SBとして先発したデ・シリオだが、攻守において安定感をみせ好調ぶりをアピール。自ら切り込む場面や、絶妙なスライディングタックルでピンチの芽を摘むなど淡々と難しいプレーをこなした。試合終盤にはティフォージに会場を盛り上げるようジェスチャーを送るなど、メンタル面でも成長が見られた。