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「代役不在」が浮き彫りに…

MFミラレム・ピアニッチは、マッシミリアーノ・アッレグリ体制時から必要不可欠なジョカトーレとして重宝されている。

監督交代後もこれまでと変わらず中盤を支える背番号「5」は、現地時間10日に行われたミラン戦で先発出場を果たし、3ポイント奪取に貢献した。

イギリスのデータ会社『Optasports.com』は同日、ユベントスの一員としてピアニッチがピッチに立った試合数が「150」に到達したと報道。

またこのボスニア・ヘルツェゴビナ代表が舞台をローマからトリノの街に移した2016年夏以降において、出場試合数は他のビアンコネーリ戦士を抑えて同選手が最多であることも併せて伝えている。

ビアンコネーリで不動の“レジスタ”はマウリツィオ・サッリの志向するスタイルにおいて、様々なエリアにボールを散らす役割を果たしている。

タッチ数を増やすことが求められる中、本人も“サッリズモ”の中枢を担うことに確かな手応えをつかんでいる。

一方、周囲ではかねてから「ピアニッチの代役不在」を指摘する声があがっているが、このデータにより改めて問題が浮き彫りになった格好だ。

スクデットやビッグイヤーを賭けた長期戦の佳境に差し掛かるまでに、指揮官が今後どのような対策を講じるのか注目が集まる。