ユベントスの“韋駄天”、アディショナルタイムにチームを救う勝ち越し点!
歓喜のアディショナルタイム弾!
後半、主導権を握ったのはロコモティフ。ユベントスも前線にボールを運ぶも迫力に欠ける攻撃に終始する。
しかし56分、この試合守備で貢献していたLSBアレックス・サンドロのクロスボールがDFに当たる。
こぼれたボールにクリスティアーノが強烈なシュートを見舞うも、GKがファインセーブでかき出す。
試合の主導権を握りたいユベントスだが、ロコモティフも組織された守備で対抗。なかなか自由にさせない展開がつづく。
ビアンコネーリ陣内に攻め込まれる場面がみられたが、GKヴォイチェフ・シュチェスニーが落ち着いて応対。
放たれたシュートも枠を大きく外すなど、互いにゴール前での迫力に欠ける攻撃に終始する。
流れを変えたいユベントスは64分、先制点を決めたラムジーを下げMFロドリゴ・ベンタンクールを投入。
さらに70分、ケディラを下げWGドウグラス・コスタを投入し、勝ち越し点を奪いにいく。
しかし78分、ユベントスにとって絶体絶命のピンチを迎えるもシュチェスニーがビッグセーブ。
こぼれたボールを押し込まれるもDFレオナルド・ボヌッチがゴールライン上でクリアし、チームを救う。
勝利を諦めないビアンコネーリは82分、クリスティアーノを下げFWパウロ・ディバラを投入。交代カードを切り終える。
すると86分、MFアドリアン・ラビオのクロスにディバラが詰めるも、わずかに合わない。
試合終了が近づいた93分、ユベントスの韋駄天がチームを救う。
左サイドからカットイン。PA内に侵入したイグアインとパス交換し、元アルゼンチン代表FWのヒールパスに反応。
PA内に侵入してもバランスを失わず巧みなボールタッチをみせ、GKの動きをみて冷静に流し込み勝ち越しに成功する。
その直後に試合は終了し、ユベントスは6シーズン連続となる決勝トーナメント進出を決めた。
▼試合結果
ロコモティフ・モスクワ 1-2 ユベントス
▼得点者
アーロン・ラムジー 3’
アレクセイ・ミランチュク 12’
ドウグラス・コスタ 93’
著者:J-JOURNAL 山口 努
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雷神コスタ