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5年連続スクデット獲得の唯一のイタリア人

今季限りでユベントスを退任するマッシミリアーノ・アッレグリ監督は20日、イタリアカルチョ界の殿堂入りを果たした。

同指揮官はビアンコネーリを率いた5年間でセリエAを5連覇、さらにコッパ・イタリアを4度、スーペルコッパ・イタリアーナを2度制している。

今回、スクデットを5年連続で獲得した唯一のイタリア人監督となったことが大いに評価され、殿堂入りとなった。

この日、イタリア・フィレンツェで行われた式典に出席したアッレグリ監督は、「勝者のDNAを持ったチームを去る。この5年間で一緒に仕事をしてきた優秀な人たちに今日もまた感謝することができるね」と説明。

さらに言葉を続け、「カルチョ・イタリアーノの歴史の一部になれたことを光栄に思う」と笑顔をみせ喜びを語った。

なお、今季のカンピオナート制覇により受け取ったこの名将のメダルは、イタリア・コーヴェルチャーノにある「Museo del Calcio」に寄贈される予定だという。

ユベントスの歴史においてはこれまで、アレッサンドロ・デル・ピエロやミシェル・プラティニ、監督としてはマルチェロ・リッピやジョバンニ・トラパットーニなど、錚々たるメンバーが殿堂入りを果たしている。

その中に、マッシミリアーノ・アッレグリ監督の名前も堂々と刻まれることとなった。