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「クリスティアーノ獲得のアイデアは、パラティッチからのものだった」

今夏、ユベントスはCR7ことFWクリスティアーノ・ロナウドを獲得し、世界中の視線を釘付けにした。

ビアンコネーロの副会長パベル・ネドベドは、その舞台裏をこれまで明かさなかったが、ついに口にした。

現地時間10日、チェコのTV『Idnes TV』に語ったようだ。同日、イタリア紙『TUTTO SPORT』が伝えている。

「クリスティアーノ・ロナウドとの契約？ それは（ファビオ）パラティッチSDのアイデアだった」

「彼は、私と（アンドレア・アニェッリ）会長に提案してきた。半信半疑だったが、我々は気に入ったよ。凄くね」

「荒唐無稽（こうとうむけい）なアイデアではなかった。会長も興奮していたよ。そしてすぐに我々は動き出した」

「1億ユーロの契約解除の条項があるのを聞いたとき、我々はチャレンジする価値があると感じたよ」

「ユベントスはたしかにスクデット7連覇を成し遂げた。だが、さらに前進するがあった」

「そのためにクリスティアーノを獲得した」と舞台裏を明かす。

ネドベド副会長の語る「前進」とは、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）制覇に他ならない。

現役時代、あと一歩のところまで迫ったが獲得には到らなかった。

バロンドールを獲得しながらもセリエBでともに戦い、その後ビアンコネーロで現役を退いた。

その後クラブのフロント入りを果たし、現在は副会長を任されている。

そして、「前進」について問われると「CL？ 今シーズンの目標となるだろう」と断言したようだ。

CL制覇はネドベド副会長の悲願であり、ユベントスにとっては23年ぶりの奪還となる。

固い絆で結びついた両者の思惑は今シーズン、いよいよ成し遂げることができるのだろうか。