ユーベ、1年越しのカンセロ獲得へ大きく前進か
ダルミアン獲得交渉難航でターゲット変更へ
ユベントスはバレンシアのSBジョアン・カンセロ(24)獲得へ近付いているようだ。8日、イタリアメディア『Mediaset Premium』がこれを伝えている。
前線への積極的な攻撃参加が持ち味であるこのポルトガル代表は昨季、買取オプション付きのレンタルでインテルに加入もシーズン序盤に右ひざを負傷。
それでも年明け以降は主力として公式戦18試合に先発出場するなど、カルチョ界への適応力を見せていた。
ただネラッズーリがファイナンシャル・フェアプレー(FFP)回避へ資金捻出に迫られていることもあり、5月末まで有効だった優先買取権は行使されることはなく、保有権はバレンシアに戻っている。
そのカンセロを巡っては、ユベントスの他にも同選手の代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏との繋がりが深いプレミアリーグ昇格組のウルヴァーハンプトン・ワンダラーズが興味を示していると伝えられていた。
しかし本人はセリエA再挑戦を望んでいるものとみられており、ビアンコネーロ首脳陣は4000万ユーロによる買取義務付きレンタルという条件で交渉に入る見込みだ。
なおユベントスはマンチェスター・ユナイテッドのSBマッテオ・ダルミアン(28)の獲得間近に迫っていると伝えられていた。
しかしクラブ間交渉の最終局面にてユナイテッドが要求額を2000万ユーロに引き上げ、交渉が暗礁に乗り上げたため、ビアンコネーロは目標を切り替えた可能性が高いようだ。
昨夏のU-21欧州選手権でのパフォーマンスにより一気にビッグクラブから熱視線を浴びたカンセロ。
この“逸材”を巡る宿敵との争奪戦に敗れたという苦い記憶がユベンティーノの脳裏に残っているからこそ、1年越しに訪れた獲得“再挑戦”という絶好の機会で、ビアンコネーロ首脳陣がどのような手腕を発揮するのか期待したいところだ。
コメント
セリエに慣れてるのと年齢や将来性考えたらこっちの方がいい。
ダルミアンよりもカンセロでいいんじゃないか。
ディフェンスどこまでできるかは心配だが右サイドバックまでやったクアドラードの負担を軽くできるだろう。
とっちゃってください。