コラム:奪還したビアンコネーロのプライド
2018/04/30
blackwhitereadallover.com
執念が引き寄せた値千金の勝利だ。
ユベントスに脈々と「勝者のメンタリティ」が息づいてきたことを改めて印象付けた一戦だった。あと3試合。必須目標のセリエA7連覇に向け、残るスタミナをふり絞り、猛ダッシュでゴールテープを切ってほしい。
ふり返ればこの試合は正念場だったに違いない。第33節で下位クロトーネに1-1の引き分け、ホームでの34節は、ともにスクデットレースを繰り広げるナポリに0-1の惜敗を喫した。
背水の陣に追い込まれた選手たちが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に躍起になっているインテルに対して、自信満々で臨んだとは考えにくい。試合前に脳裏に浮かんだであろう、スクデットへのプレッシャーも測りしれない。
戦いの舞台は満員のスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ。
今季は「格下」と言えども、スタジアムの熱気は伝統のダービーそのものだった。インテルのウルトラスは鮮やかなコレオとともに、ピノッキオ(嘘つきの象徴とされる)とCLトロフィーのビッグイヤーなどを描いた横断幕を掲げ、皮肉たっぷりにライバルを迎え入れた。
コメント
このユベントスのメンタリティーが、自分がユベントスファンになった理由ですし、他クラブにはない理由。
スクデットはノルマ、絶対に譲れない!
Fino Alla Fineを体現した、素晴らしく試合だったと思います。
Forza Juventus!!