ナポリ指揮官コンテ、ユベントス戦に意欲「特別な試合だが、すべての試合に勝ち点3の価値が…」
2025/01/25
「ずっと無敗のチームなど存在しない」
ユベントスは現地時間25日、セリエA第22節で首位のナポリに挑む。
直近のチャンピオンズリーグではクラブ・ブルージュと引き分けに終わったものの、前節のカンピオナートではミランを2-0と下したビアンコネーリ。
一方でナポリは、アントニオ・コンテ監督の下で着実に勝ち点を積み重ね、ユベントスとはすでに13ポイント差。2位のインテルに3ポイントの差をつけて首位を走っている。
上位陣に近づきたいユベントスと、スクデットを狙い勝利を目指すナポリ。このライバル対決を前に、ナポリの指揮官が記者からの質問に答えている。
イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』など複数紙が24日、コンテ監督の会見コメントを伝えた。
「私は選手として、そして監督としてユベントスで16年間を過ごした」
「私はカルチョ人生の大部分をユベントスで過ごしたが、あらゆる観点から見て、私にとっては素晴らしい経験であり、様々な教訓を得た」
「ユベントスにいた頃だけでなく、24時間前よりも今日がもっと良くなるように努力している」
「我々は毎日自分を向上させる義務があり、それが刺激となるだろう。私は55歳で、監督として重要なチームを渡り歩き、貴重な経験を積んできた」
「だから以前よりも、より充実した人間になったように感じているよ」
コメント
ナポリ×アタランタを見た。現状、ナポリはインテルと並んで頭一つ抜けて強い印象。コンテらしい守備が強くてフィジカルなチームに仕上がっている。レテギとルックマンが個人の力で点を取ってはいたが、アタランタにほとんどチャンスを作らせていなかった。サイド攻撃が強くて、ゴール前ではスカルビーニがルカクにボコボコにやられていた。ミラン戦はネガトラで上手くボールを回収していたが、ルカクとマクトミネイが中央でボールを収めるので、そう簡単にはいかないだろう。球際で激しく戦うのは最低条件になる。厳しい戦いになると思うが、最後までハードに戦って欲しい。
コンテは言うことが違う。上位チームだろうが、下位チームだろうが手は抜かず、常に全力で挑んでいる。だから、プロビンチャでも落とさず、首位をキープしている。選手に対してハッパをかけてるだろうし、常に相手チームを研究している。仮に強豪に勝利してもうかれさせずに
気を引き締めさせている、それがコンテだと思う。