【JJパジェッレ】セリエA第9節 インテル対ユベントス
背番号「10」ユルディズが躍動! 激しい点の取り合いの末ドロー決着
現地時間27日にセリエA第9節が行われ、ユベントスは敵地サン・シーロでインテルと対戦し、4-4で引き分けた。
順位表において2位と3位で迎えた“デルビー・ディターリア”は、大方の予想に反し、スタートからアグレッシブに得点を取り合う展開となる。
ビアンコネーリは、ピオトロ・ジエリンスキのPKでインテルに先制ゴールを許すも、ドゥシャン・ヴラホヴィッチとティモシー・ウェアのゴールで逆転に成功。
しかし、35分にヘンリク・ムヒタリアンに同点ゴールを沈められると、37分には再びPKを献上し、ジエリンスキに冷静に決められて試合をひっくり返された。
さらに後半に入り53分には、インテルにCKの流れから最後はデンセル・ダンフリースに押し込まれ2点差に。
しかし、ユベントスは諦めない。62分、ウェアとの交代で登場したケナン・ユルディズが躍動する。
71分、この背番号「10」がカウンターのチャンスを生かして個人技でGKヤン・ゾマーの守るゴールを破り1点差に詰め寄ると。82分にはボックス左から再び左足のシュートをインテルゴールに突き刺し4-4に。
そのまま、ミラノでの今季最初のデルビーはドローでゲームセット。勝ち点1を分け合った。
【試合結果】
インテル 4-4 ユベントス
【得点者】
15’ ジエリンスキ(PK)
20’ ヴラホヴィッチ
26’ ウェア
35’ ムヒタリアン
37’ ジエリンスキ(PK)
53’ ダンフリース
71’ ユルディズ
82’ ユルディズ
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【7】
セリエA史上最年少の先発メンバー(25歳と212日)でスタートし、点の取り合いとなった試合を最終的には2点のビハインドを追い付く形でドローに持ち込んだ。GKのビッグセーブに、中盤の選手たちの奮闘。そして後半からピッチに入った背番号「10」の躍動と、総力を上げて「FINO ALLA FINE(最後まで)」を体現するパフォーマンスを見せた。
次ページ【出場選手・監督の採点&寸評】