ロカテッリ（79分までプレー） 【7】
柔軟な動きで周辺のチームメイトをカバー。的確なポジショニングと流動的な動きで攻撃にも貢献した。前半終了間際にはGKレイナのパスを敵陣でカットし、ビッグチャンスも作り出している。

テュラム（66分までプレー） 【7】
ビアンコネーリのレジェンドである父リリアンが見守る中、開幕戦の先発メンバーとしてデビュー。力強さとスピード、創造性にアグレッシブさと、昨季で退団したラビオの存在を忘れるほど強い印象を残している。

ウェア（45分までプレー）【7】
一つひとつのプレーの質を高める必要はあるものの、23分にムバングラの先制点の起点となり、前半ATにはユルディズの折り返しを豪快に左足で合わせて自らゴールも決めた。昨季の期待値を遥かに超えるパフォーマンスだ。

ユルディズ 【7.5】
今季からビアンコネーリの偉大な背番号「10」を背負うことになった19歳の逸材は、その重圧を一切感じさせることなく自由自在にプレー。相手を翻弄するドリブルで敵陣を掻き乱し、前半ATには左サイドからウェアのゴールをアシストしている。責任感がひしひしと伝わるプレーで「10番」として不足はなかった。