MOM：A・サンドロ（73分までプレー） 【8】
カピターノの腕章を巻いて最終節のピッチへ。チームメイトとともに強固な守備を築き、28分のCKではファジョーリの蹴ったボールをニアで合わせて“惜別のゴール”を奪った。ネドヴェドに並ぶビアンコネーリでの通算327試合目で、外国人最多出場記録タイ。自身にとっての最後の試合を、偉大な記録と自らのゴールで飾り付け、ティフォージやチームメイトと一緒に祝っている。

ペリン 【6.5】 
試合開始早々、ダンブロージオのヘディングシュートを弾き返し、立て続けにイッツォのシュートもブロック。モンツァの畳み掛けるような攻撃にしっかりと反応し前半をゼロで抑えた。その後はピンソーリオと交代。

ダニーロ 【7】
冷静沈着。右のCBとして先発し、鋭い読みでいくつものパスカットを成功させ、対人戦でのボール奪取やゴール前でのシュートブロックと相手からチャンスをすべて奪い取った。前節とはまるで別人。

ルガーニ 【6.5】
先発出場の機会は少ないながらも最後まで落ち着いて相手の攻撃に対応。モタや長身ジュリッチとのマッチアップで的確な判断が光った。ビアンコネーリと新たに結んだ2026年までの契約は、彼のパフォーマンスに対する信頼の証。

ウェア 【5.5】
右WBとして先発し、DF陣と連携してモンツァの攻撃を粘り強く抑えた。ただ深いエリアからのクロスは1度あった程度で、終盤こそ敵陣で仕掛ける機会を増やしたものの、本来の持ち味は出しきれず。