コラム:氷山の一角 シリーズ1
2018/02/21
Libero Quotidiano
【2005年4月28日】
スクデットを争うミランとユベントスとの対戦の前。審判選考委員(AIA)のパオロ・ベルガモとミラン会長ベルルスコーニの腹心アドリアーノ・ガッリアーニCEOの通話記録。
ベルガモ(以下:B)「先生(ガッリアーニに敬意を表して)、ボナセーラ。調子はどうですか?」
ガッリアーニ(以下:G)「おー、私だ、ボナセーラ。調子はいいよ」
B:「私は、リヴォルノ出身の(アレッサンドロ)グリセッリ副審を、私だけが責任を持っているこの“闘争”に参加させたかった。もし彼が、双方の利害関係を立てようとしているのを見ていたとしたらね。でも、そうならなかった。私と彼は反発している」
G:「その彼は我を忘れている。それは連盟の中のリーグ全体に対する行動だというのに」
B:「私は、彼にそれを言いたい。彼は、私とあなたが自然な関係だということを恐らく知っているからね」
G:「心配はいらないよ。収まるところに収まる」
B:「私が失敗することは可能だ。私は思うに、この審判(試合を吹く審判の配置)は良いかもしれないし、そうじゃないかもしれない。もしくは審判は、正確なのかミスジャッジなのか。しかし、優先的にミスジャッジをしたいというのとでは別のことだ」
「私が持っているあなたとのこの繋がりを、6月の終わりまで保ちたいと思っているよ」
G:「まあ、次を見てみよう。今はカンピオナート(リーグ戦)の最後をね。きっちりしたバランスでね」
B:「いま私は、あなたの暖かさを感じ取っているよ」
G:「もちろんのことだ」
B:「私は一人だ。いや、一人じゃなく、それ以下かもしれない」
G:「いや、それは違う。私がいるじゃないか」
コメント
この時受けた屈辱は忘れられない。
しかし、自分は『ユヴェントス』が
大好きだ。
一生涯、ユヴェンティーニとして
彼らを応援しつづけていく。
インテルの陰謀説は有名だしその後の人事を見ても疑わざる終えませんからね。
未だにユーヴェは灰色で降格、インテルは黒で時効は納得できませんね
ご拝読ありがとうございます!
次回作「シリーズ2」をお楽しみにして下さい。
宜しくお願い致します!