【JJパジェッレ】セリエA第35節 ローマ対ユベントス
ウェア(61分までプレー) 【5】
右サイドで先発し、献身的な走りで起用に応えようとする姿勢はあったものの、試合開始早々に受けた警告が彼の勢いを削いだ感は否めない。失点時にはゴール前でボールウォッチャーとなり目の前のルカクにプレッシャーを与えられず。後半には退場するリスクすらあった。
マッケニー【5.5】
中央とサイドで入れ換わりながら攻撃の糸口を探るも、ローマが隙を与えることはなかった。チームメイトとの連携プレーも少なく右サイドでは停滞。攻守のスムーズな切り替えでいつも通り有用ではあったが…。
ロカテッリ 【5.5】
ポゼッション時に変化を生み出すパスや展開力はなかった。それでも後半には、ペッレグリーニの弾丸ショットを身を挺してブロックし失点のシチュエーションを回避。79分には最大級のゴールチャンスが舞い込んでくるも、当たり損ねたシュートはGKに弾き出されている。
ラビオ 【6.5】
前半は今ひとつ乗り切れなかったものの、後半からスピードアップ。躍動感のある動きで敵陣を駆け抜け、ローマの選手たちをばたつかせた。65分には思い切りの良いロングシュートでGKスヴィラールを強襲。迫力があった。
カンビアーゾ(85分までプレー)【5】
左サイドで先発した彼はもはや別人。失点時には中途半端な立ち位置でバルダンツィにサイドをえぐられ守備網決壊の一因に。その後もミスを連発し、後半途中から右に戻り一瞬の輝きを放ったものの、いつものアンドレアではなかった。間違えてローマに“そっくりさん”を連れてきたのかもしれない。
ヴラホヴィッチ(76分までプレー) 【5】
ボックス内での状況的認知が遅く、チャンスらしいチャンスに絡むことは少なかった。自らシュートに持ち込む機会も少なく存在感は希薄。「ゴールの女神」が“外出中”の間は、チームの勝利は難しいかもしれない。どこへ?