【JJパジェッレ】セリエA第35節 ローマ対ユベントス
2024/05/08
MOM:キエーザ(76分までプレー) 【7.5】
新たなエンジンでも搭載したかのように、溌剌としたスピード感のあるプレーを披露。ローマ陣内で“フルスロットル”で仕掛けて、再三チャンスを作り出した。ブレーメルへのアシスト、ポスト直撃のシュートにGKを襲ったカットインからのシュートと、ベンチに下がるまでハイパフォーマンスを維持していた。
シュチェスニー 【6.5】
ルカクに押し込まれたシュートはガッティのクリアミスによるもので致し方ない。守備陣の奮闘が際立ったこともあるが、クロスボールへの対応は落ち着いており、最終局面でエイブラハムのシュートを完璧な飛び出しで体に当てている。
ガッティ 【5.5】
クリスタンテのシュートをゴールライン手前で止めたことは評価できるが、弾いた先が悪かった。詰めていたルカクに押し込まれ、0-1の責任を負っている。攻守において高さと強さを示したものの、失点シーンだけでなくリスクマネージメントの面で改善が必要か。
ブレーメル 【7】
ルカクのポジショニングには度々悩まされていたが、それを補って余りある動きでゴール前に壁を築いた。31分には2人のマークを押さえ付けながらキエーザからのクロスを頭で叩いて同点に。67分にはペッレグリーニのシュートを決死のスライディングでブロックしチームを救っている。守備の要でありながら、ときにアタッカンテの風貌をのぞかせる。
ダニーロ 【6】
ボール奪取能力が光ったとはいえ、勢いのあるローマ攻撃陣を完全に封じることは出来なかった。特に失点時には、左サイドで起きたすべての展開に対して反応が遅れ、まるで「パラレルワールド」に迷い込んだかのようだった。とはいえ、70分にクリスタンテのボレーを頭で弾き返した守備は1点もの。