【JJパジェッレ】セリエA第18節 ユベントス対ローマ
2024/01/02
ヴラホヴィッチ(75分までプレー) 【7】
スタートから果敢にゴールを狙う姿勢は、“attacante(攻撃者の意)”としての真髄。DFとの駆け引きやバイシクルシュートでゴールを狙いに行くプレーからは明快さが感じられた。ラビオへの華麗なアシストは、彼の創造性とポスト役として汗をかいたことによる賜物だ。
キエーザ(65分から出場) 【6.5】
ユルディズに代わって登場するとベンチで充電していたダイナミズムを解放。ローマの選手たちにプレッシャーをかけ、敵陣で味方のパスコースを作り、ひたすら走って違いを生み出した。マッケニーへの絶好球とオフサイドで取り消されたゴールは2-0にならなかったとはいえフェデの“手柄”だ。
イリング(75分から出場) 【6】
コスティッチとの交代で左サイドへ。フレッシュな動きでスペースを狙い、守備では同サイドの相手を監視して反撃の芽を積んだ。キエーザの取り消されたゴールへのアクションも悪くない。
ミリク(75分から出場) 【6】
ヴラホヴィッチに代わって最前線へ。それほど見せ場はなかったが、勝ち切る上で最低限の仕事は行なった。結果が物語っているはず。
ルガーニ(95分から出場) 【採点なし】
マッケニー代わり守備強化のためピッチ入り、最後のワンプレーをしのいだ。
アッレグリ監督 【6.5】
前節と同じくユルディズを先発起用し、相方にはミリクではなくヴラホヴィッチを配置。累積で欠場中のカンビアーゾの代役にはウェアを据えた。そして均衡を破ったのは昨年から期待に応えるパフォーマンスを見せているラビオ。2023年最後の試合も、堅守をベースに得意のウノゼロで勝ち点3を確保している。