【JJパジェッレ】セリエA第18節 ユベントス対ローマ
マッケニー(95分までプレー) 【6.5】
このアメリカーノはピッチを去るまで、アッレグリを筆頭にユベンティーニに求められる機動力を発揮。献身的に相手にプレッシャーをかけ、カウンターのチャンスではFW陣をサポートしてチャンスを生み出した。フィニッシュの局面でより精度の高さは必要だったが…。
ロカテッリ 【6.5】
DF陣の前で緻密なフィルター役となり、コンパクトさを保ちながら相手の侵入を阻止。彼のアグレッシブで“要所をとらえた守備”がローマの攻撃を遮断していた。テンポの良い仕掛けのパスとピッチを広げるロングボールで「レジスタ」としても機能している。
ラビオ 【7.5】
前半は守備でこそ強さを見せていたものの攻撃面では”pazzo”になりきれていなかった。しかし後半は見違えるほど”pazzo”に。47分には左サイドからの連続した動きでゴール前に飛び込み、最後はヴラホヴィッチからのパスを受けて冷静にGKが空けたニアサイドを破った。この”cavallo pazzo(クレイジーホース=ラビオの愛称)”の勢いこそユベントスが彼に求めているもの。この試合の重要なゴールとなった。
コスティッチ(75分までプレー)【6.5】
対峙したクリステンセンから自由を奪ったが、サイドに流れてきたディバラには“お株を奪われた”感は否めない。それでも、ゴールラインぎりぎりのところでDFヌディカに防がれたボレーシュートや相手に潰されながらも決勝点に絡んだプレーなど、いくつかの決定的なシーンに登場している。
ユルディズ(65分までプレー) 【6.5】
2戦連続で先発出場を果たした若き“turco(トルコ人の意)」”はこの試合でも才能の片鱗を見せた。緩急で相手を揺さぶるドリブルに、独特のリズムでマーカーをいなすボールタッチ。ゴールやアシストこそ見られなかたものの、彼のプレーにはアイデアが溢れている。