28年ぶりのEL決勝戦進出を目指すユベントス、1stレグは“欧州仕様”で迎撃か
“手堅く”3-5-1-1の採用も視野
ビアンコネーリは現地時間11日、アリアンツ・スタジアムにセビージャを迎える。
レッチェ、アタランタ相手に連勝を飾ったユベントスは、欧州の舞台では大詰めを迎えている。
だが、UEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝セビージャとの1stレグを万全の状態で迎えることができそうだ。
セビージャは2005年から2020年までにELを6回制覇し、この大会を熟知したクラブであり、決して油断できない相手だ。
今シーズンのラ・リーガでは現在11位と奮わないが、EL準々決勝では優勝候補のマンチェスター・ユナイテッドを2戦合計5-2で撃破。
また、5月1日の第32節ジローナに黒星を喫するまで公式戦4連勝を記録し、第33節エスパニョール戦では3-2の乱打戦を制しトリノに乗り込んでくる。
近年では2015/16と2016/17シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージでは2度対戦。
合計4試合は2勝1分1敗とユベントスに軍配が上がっており、そのチームを率いたのはマッシミリアーノ・アッレグリ監督になる。
keepupそのアッレグリ監督は、前日会見で「全員が良いコンディションにある」と自信をのぞかせている。
そして、FWアルカディウシュ・ミリクに質問が及ぶと高い評価を与え、信頼を口にした。
イギリスメディア『Sky Sport』ほかイタリア主要各紙は11日、セビージャ戦の先発メンバーを予想。
カンピオナートと同じ“手堅く”3-5-1-1のシステムか、これまでのELでも採用してきた“欧州仕様”の4-3-3か、主張が割れている状況だ。
だが、2試合連続得点中のFWドゥシャン・ヴラホヴィッチと、前日会見に出席したWGアンヘル・ディ・マリアの先発は濃厚となっている。
来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグへの出場権獲得へ、1992/93シーズン以来の大会制覇なるか。
セビージャを下せば、1994/95シーズン以来28年ぶりの決勝戦進出となり、“固唾を呑む”第一戦はどのような結末を迎えるのだろうか。