【今節は無料! JJパジェッレ】セリエA第21節 サレルニターナ対ユベントス
デ・シリオ(80分までプレー) 【6】
アッレグリの信頼を裏付けるようなパフォーマンス。右サイドで幅を広げたり、インサイドに入ってディ・マリアを活かしたりと柔軟なプレーを披露。クアドラードがピッチに入った後半途中からは左サイドへと移り、目立つことはないがまったく違和感なく仕事に徹した。安定の万能性。
ミレッティ(43分までプレー) 【6】
前半の負傷でピッチを去ることになったのは残念だが、プレー時間の中で自身のクオリティを発揮。26分にハーフスペースの“穴”を突いてボックス内に侵入し、ディ・マリアのパスを引き出して先制点に繋がるPKを獲得した。その動きは存分にセンスを感じさせる。
ロカテッリ 【6.5】
彼の存在がチームにポジティブな影響をもたらしたのは明白。周りの状況を認識して中盤の底でゲームをコントロール。闘志みなぎる守備だけでなく、冷静で正確かつ優れた戦術眼で攻撃に変化をもたらした。前半終了間際には果敢な動きだしでPA内に侵入、ループシュートでGKオチョアを脅かしている。
ラビオ 【6.5】
前半の早い段階で警告を受け、その後も退場する危うさはあったものの、ハードワークでサレルニターナ攻撃陣からボールを奪いつづけた。3-0となってから一度ペースダウンしたが、再び思い出したように相手に襲いかかり「邪魔な存在」として振る舞っている。ちなみに2-0に繋がるクロスを入れたのもこのフランチェーゼ。
コスティッチ(62分までプレー)【7】
左サイドで“ハイエナ”のようにチャンスを狙い、45分にはヴラホヴィッチの当たり損ねたボレーに瞬時に反応し2-0の得点をゲット。さらに、その直後には絶好のピンポイントクロスをヴラホヴィッチに送りアシストにも近づいた。彼の動き出しが、サレルニターナの左SBの攻撃参加も抑制している。
ディ・マリア(62分までプレー) 【6.5】
リズムを変える独特のプレーで主に右サイドからチャンスメイク。細かいステップと緩急を付けた動きとパスは、相手の予測の斜め上をいった。26分のミレッティへのスルーパスはPK奪取のきっかけとなり、53分には左足でバー直撃のシュートを放っている。多彩。