【今節は無料公開! JJパジェッレ】セリエA第13節 ユベントス対インテル
クアドラード 【6】
右サイドで溜めを作るも、マッチアップしたSBディマルコの勢いに押され、思うように前進できなかった。コロンビアーノにとってはかなり我慢を強いられるデルビーだったが、守備フェーズとビルドアップ時において、自身の技術を活かしている。
ファジョーリ 【7.5】
ロカテッリとポジションを入れ替えながら、中盤で冷静沈着かつ、インテルの守備を揺さぶるアイデアを随所で見せた。77分には大きな展開からコスティッチのポスト直撃のシュートをお膳立て。84分にはボックス内で右足を振り抜き勝利を決定付ける一発をねじ込んだ。彼の視野と同様に、ニコロのキャリアには大きな未来が広がっている。
ロカテッリ 【7】
両隣のファジョーリとラビオの特徴を活かすべく、中盤の真ん中で献身的に戦った。何度も身を投げ出してボールを刈り取り、相手のシュートコースに飛び込んでピンチを防ぐ。さらに、終盤には積極的に前線のチームメイトに絡んでボールをキープし、最後まで勝利のために走った。闘志溢れるファイターだった。
ラビオ【7.5】
前半は効果的に動けず、ミレッティやコスティッチの影に隠れて“行方不明”ぎみ。それでもアグレッシブな守備を起爆剤とし徐々にヒートアップすると、52分のカウンターでついに自身を解放。コスティッチのグラウンダーのクロスを右足で合わせて貴重な先制ゴールを奪った。今季のラビオは一味違う。ラビオ・ママ、ありがとう! ユナイテッドのオファーを断ってくれて。
ミレッティ (81分までプレー) 【6】
ライン間でボールを引き出す動きやタイミングの良いパス出しは見られたものの、中盤でインテルのアグレッシブな守備に捕まり、いつものように相手を驚かせる意外性は発揮できなかった。体の使い方は上手いが、挟み込まれた際のボールコントロールには課題。
コメント
カテナチオ.ブラジリアーノは良いですね。
昔はイタリア代表にユーベのユニットをそのまま組み込む「ユーベブロック」なんて表現もありましたが、今やブラジル代表に移植されてしまいましたね(マルキーニョスやらミリトンやらいるので出場するかは不明ですが)。
イタリア人よりブラジル人の方が守備が上手いとは時代が変わったなと思います。
また、最近のファジョーリの活躍を見ていると、ロカテッリと一緒にアッズーリで活躍してる姿を期待したくなります。このまま成長していって欲しいです。