【今節は無料公開! JJパジェッレ】セリエA第13節 ユベントス対インテル
MOM:コスティッチ 【8】
耐える前半を経て、後半に反発。疾風の如くファイナルサードへと侵入し、ほぼ全ての決定機を演出した。ラビオの先制弾が生まれたロングカウンターでは、バレッラを出し抜いた反転で勝負あり。63分のCKでは、取り消されたダニーロの得点をアシストし、77分には強烈な左足ボレーがポストを叩いた。そして最後は、ファジョーリの2点目を呼び込むラストパス。まさに、彼の“ショー”を見ているようなデルビー・ディターリアだった。
シュチェスニー 【7】
今節も安定のパフォーマンス。チャルハノールに、前後半早々に挨拶がわりのシュートを放たれたが落ち着いてセーブ。最大のピンチとなった74分のラウターロとの1対1も正確に読み切り、残した足で弾き返した。他にもゴール前でジェコ、ダンフリースとリスキーなシーンはあったものの、そこは「運」も味方に。実力を伴った4試合連続無失点だ。
ダニーロ 【7】
耐える時間が続く中で堅実な守備を披露。キャプテンマークに値するリーダーシップを発揮し、ブラジル人で構成された3CBを統率した。インテルのクロスボールや中央を狙ったパスへの対応も正確で、攻撃フェーズでは最後尾から落ち着いてボールを展開。64分にはVARで取り消しとなったが、CKからゴールネットも揺らしている。
ブレーメル 【7.5】
強靭なフィジカルとスピード、そして鋭い洞察力でビアンコネーリのゴール前に君臨。彼を中心とした「ブラジル人トリオ」の威風堂々たる守備が、インテルの攻撃をシャットアウトした。また、85分には最終ラインでボールをカットし、2-0の起点に。これが新たに誕生した“カテナチオ・ブラジリアーノ”だ。
A・サンドロ 【6.5】
バレッラやダンフリースの分厚い攻撃を食い止めるのにひと苦労。それでもコスティッチの助けを借りながらインテルのサイドアタックを跳ね返し、攻撃フェーズでは積極的に幅を取って相手のプレスを回避した。45分にはアチェルビのボレーをボックス内で見事にブロック。試合を左右する1点もののプレーを見せた。
コメント
カテナチオ.ブラジリアーノは良いですね。
昔はイタリア代表にユーベのユニットをそのまま組み込む「ユーベブロック」なんて表現もありましたが、今やブラジル代表に移植されてしまいましたね(マルキーニョスやらミリトンやらいるので出場するかは不明ですが)。
イタリア人よりブラジル人の方が守備が上手いとは時代が変わったなと思います。
また、最近のファジョーリの活躍を見ていると、ロカテッリと一緒にアッズーリで活躍してる姿を期待したくなります。このまま成長していって欲しいです。