コラム:ユベントスがユベントスであるために
2017/08/06
Twitter
この若い才能は、謙虚で好感のもてる反面、ひそかな野心を抱いているのもまた頼もしい。彼は、イエス・キリストが33歳で処刑されたとされる、キリスト教にとって特別な数字を背番号に選んだ。
かつてイタリアの至宝とも称されたロベルト・バッジョほどの才能はなくとも、23歳の若きイタリア代表FWは偉大なレジェンドと同じ道を歩む。奇しくも、バッジョも23歳でフィオレンティーナからユベントスに加入し、UEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)の国際タイトル獲得に貢献しているのは周知のことだ。
その事実とベルナルデスキの存在を重ね合わせてしまうのは狂信的なユベンティーノの悪癖だろう。だが、チームにどのような違いをもたらしてくれるかに期待したいし、キリストのように“メシア”になってくれることを望む者は少なくないはずだ。
著者/Juventus Journal 編集部 山口 努
コメント
通常ユベントスではチーム内部のことが表沙汰になることは滅多になく、ロッカールーム内部のことが漏れたことは事態が深刻であったと推測できます。ボヌッチの件はユベントスOBの多くが内部規律違反による放出だと言っています(モッジ氏なら国外に出したでしょうが)。
D.アウベスに至っては未だにユベントス批判を繰り返しています。結果論的になりますが、個人的にD.アウベスはプレースタイルやイタリアの守備戦術の観点から本当に必要な選手?と獲得当初は思いました。
モッジ氏はかつてインタビューでこう言っています「名門ユーベに入る意味を分かる者だけが、その門をくぐることができる」と、ユベントスは再び栄光を取り戻たのですから、マロッタCEOもたまにやる不要な補強を止めユベントスに加入する意味を理解している選手を獲得して欲しいものです。お金で解決できるようなご時世なので厳しいとは思いますが。
ブッフォン、バルザーリが引退してもキエッリーニ、マルキージオが
しっかり引き締めてくれそうですね。
そしてルガーニがのちにその後を継ぐといいなぁ。
山口さん、いつも勇気をくれるコラムありがとうございます。
主力をあっさり放出するたびに悲しい思いをしてきました。
ただ、Juventusはヨーロッパ屈指の規律あるチームです。
その規律を守れないなら必要はありません。
新天地での活躍をそっと見守りたいと思います。
新たなシーズンに向けて、チームも私たちも準備をしたいですね。
SZCZĘSNYいいですね!
pipeさん
こちらこそ、いつもご拝読ありがとうございます!
世界中の多くの識者、レジェンドたちが昨今のユベントスを「戻ってきた」と賞賛してくれていますね。
嬉しい限りです。
昨晩のトッテナム・ホットスパー戦の敗戦は悔しい限りですが、マッシミリアーノ・アッレグリには来年の6月を見据えたチーム作りをお願いしたいですね。
補強を含め。