アッレグリ監督、ラツィオを破ったユベントスに満足感「サッリズモへの勝利ではない」
2021/11/21
italy24news.com
「終了間際の対応について改善していく必要がある」
現地時間20日にセリエA第13節ラツィオ戦がスタディオ・オリンピコ・ディ・ローマが開催され、アウェイに乗り込んだユベントスが2-0で勝利を収めた。
レオナルド・ボヌッチが前後半それぞれ1回ずつPKを決め、カンピオナートで今シーズン初めて2点差以上の勝利を収めたビアンコネーリ。
この結果に、指揮官のマッシミリアーノ・アッレグリ監督は満足感を示すと、「サッリズモへの勝利ではない」とユベントスの“新旧”監督対決ではないことを強調した。
イタリア紙『TUTTO SPORT』など複数紙が同日、試合後に応じたイギリスメディア『DAZN』のインタビュー、及び記者会見で話した同指揮官のコメントを伝えている。
「チームは素晴らしいゲームをしたよ。ただ、最後まで気が緩むことはなかったものの、決定機を何度も迎えたにもかかわらず、そのチャンスを上手く活かさなかった」
「選手たちの特徴からしてボックス近くまでは上手くボールを運べるが、そこで決定的なチョイスをする時に少し慌ててしまう。これについては、改善していかなければならない」
「それから、試合終了間際に起きた状況についてだが…地面に倒れてもがき苦しんでいるジョカトーレがいたにもかかわらず、ボールをキープし、ヒールパスをしようとしていたね」
「そして、(デヤン・)クルゼフスキは、コーナーアークの近くに行くべきだったが、ドリブル突破を試みようとした」
「終盤に腹を立てたのは、2-0とした状況では集中力が低下する恐れがあるからだ。試合は最後までプレーする必要があるし、最後まで決して気を抜いてはならない」