アッレグリ監督、ラツィオを破ったユベントスに満足感「サッリズモへの勝利ではない」
2021/11/21
Eurosport
「もし、失点してしまったら…失点することは良いことではないだけでなく、相手が自信を取り戻し、その1分後にはエリア内にボールを放られて大変なことになる恐れがある」
「何よりも、85分に2-0でリードしている場合には、相手に一度も枠内シュートを打たせてはならないんだ」
「同様に、我々も枠に向かってシュートを打ってはならない。少なくとも、確実に得点を決めることができる場合を除いてね」
「これまでにそういう状況で我々は何度もミスをしてきたが、相手のインテンシティも低下していたあの時間帯にはもう少し上手くやれたはずだった」
「つまり、そういった危険な状況は決して招いてはならない。とはいえ、これも成長や経験の一部であり、彼らは試合の状況を理解できるようになる必要がある」
このように試合を振り返ったアッレグリ監督は、さらに次のように試合を分析した。
「このチームには前線に点取り屋が欠けているって? 今夜我々は何度も枠内シュートを放ったし、何度も決定機を迎えたよ」
「その上、ミスをしてしまったものの、そういうチャンスになりえそうな状況も何度か作った」
「とりわけ、チームは一度も相手に危険なチャンスを作らせなかった。おそらく、一度そういう場面があったかもしれないが、クリーンなチャンスではなかったよ」
「そして、非常に優れたラツィオを相手に巧くボールを回した。(マウリツィオ・)サッリは率いるチームとの対戦は、決して楽なことではないんだ」