アッレグリ監督、ラツィオを破ったユベントスに満足感「サッリズモへの勝利ではない」
2021/11/21
Football Italia
「パス回しに優れたチームであり、それに苛立ちを覚えることも多々あるからね。しかし、今夜我々はそれをかなり制限することができた」
「チョイスのミスにより相手にボールを渡してしまった状況が3、4回あったが、チームは良い試合をしたとは言いたい」
「とりわけ、忍耐強くゲームを組み立てることができたし、素早く相手からボールを奪うことができた」
「これは、我々にとって小さな一歩前進だ。しかし、だからと言って、決してこれから全てが上手くいくなどと考えてはいけないよ」
「様々な問題点を改善していくよう努めながらこのような形でハードワークをし続け、できるだけ早く4位以内に入ることを目指す必要がある」
この試合は、ビアンコネーリの“新旧”監督対決としても注目された試合だ。
これを受け、「“コルト・ムーゾ(競馬用語でハナの差。必要最低限の点差で勝利するという意味)”で“サッリズモ”を負かした気持ち」について問われた。
すると「どちらの哲学が勝ったかとか、そういう話ではない。ラツィオ対ユベントスだったわけであり、アッレグリ対サッリの対決ではないんだ」と返答。
そして「そもそも、華麗なゲームをすることを好まない監督なんていない。しかし、そこにはレベルの異なる対戦相手もいる。それに、カルチョはまた戦略も重要なんだ」
「試合の中では、ボールをキープすべき状況やカウンターを仕掛けるべき状況があり、また、同様に守るべき時間帯もある」