ユベントス指揮官ピルロ、今季最初の練習試合に満足「素敵なトレーニングができた」
「ユーベの監督である限り、タイトルを獲らなくてはならないことは分かっている」
ユベントスは現地時間13日、コンティナッサのトレーニングセンターでノヴァーラとの練習試合に臨み、5-0で快勝した。
今季から指揮官に就任したアンドレア・ピルロは試合後、イギリスメディア『Sky Sport Italia』で今季最初に行われたこの練習試合の内容について語っている。
――今季最初のこのテストマッチに満足しましたか? またどのようなことに期待していましたか?
「満足したよ。それに最初のテストマッチだったんだ。代表組が全員チームに合流したのは木曜日だから、この試合を準備したり、我々のアイデアを試すための時間が2日間しかなかったけれど、その割には満足のいく内容だったよ」
「みんな一生懸命やっていたし、とても素敵なトレーニングができた。これが一番大事なことだったんだ」
――私たちはこの試合で興味深いことを多く見ることができました。中でも3バックのシステムの採用や、(クリスティアーノ・)ロナウドと(デヤン・)クルゼフスキが組んだ2トップ、(フアン・)クアドラードとアレックス・サンドロの両サイドが前に強く押し上がっていたのが印象に残っています。
今日、目にしたどれくらいのことが、来週予定されているサンプドリアとの開幕戦でもう一度見れるでしょうか?
「我々は様々な解決策について試しているところなんだよ。前半は、攻撃時に3バックへと変化する4バックのシステムを採用してみたんだ」
「一方で後半には、可変式システムを止めて3バックを固定し、前線を3トップにしてみた。起用できる選手たちを確認するためにも、今はより多くの解決策を試しているところだね」
「我々には、日曜日の開幕戦までにまだ1週間準備する時間がある」
――数週間前には、まだあなたの前任者がいましたが、アンドレア・アニェッリ会長は「情熱を取り戻すべきだ」と話していました。
これまでトレーニングをおこなったこの3週間の間に、チームの周りでこういった情熱が徐々に戻って来ていると感じますか?
「チームの周りではなく、チームにそういう情熱が無ければならないんだ。選手たちは、新しいタイプのトレーニングに慣れて来ているところだし、彼らは楽しんでやってるよ」
「こういったことが再出発を図る上で最も大事なことだね。長いシーズンが我々を待ち受けているが、我々には今みんなで一緒に仕事をするための時間があるんだ」